もしかしてワタシも?自律神経失調症の特徴9選!
こんにちは!
ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、自律神経失調症について説明します。
その前に、まずは自律神経について概要を押さえてみましょう。

自律神経について:
自律神経は、体の自動的な機能を調節する神経系の一部です。この神経系は主に交感神経と副交感神経に分かれます。
- 交感神経: 交感神経は「戦闘または逃走」モードとして知られ、ストレスの状況下で活性化され、心拍数の増加、血圧の上昇、瞳孔の拡張などを引き起こします。
- 副交感神経: 副交感神経は「休息と回復」モードとして知られ、リラクゼーション、消化、エネルギーの保存などのプロセスを促進します。
この自律神経の不均衡は、さまざまな身体的症状を引き起こす可能性があります。
以下に、詳しく解説します。
自律神経失調症
自律神経失調症(Autonomic Nervous System Dysfunction)は、自律神経系の正常な調節機能が崩れた状態を指す一般的な医学的な用語です。
自律神経は、さまざまな身体機能を自動的に調節し、心拍数、血圧、消化、体温、発汗などの生理学的プロセスを管理しています。この働きは、私たちの意思とは関係なく、無意識的に機能してくれる日常生活において必要不可欠なものです。
しかし自律神経の働きが乱れると、様々な症状を引き起こす可能性があり、その症状は個人によって異なります。
一般的な症状には以下が含まれます:
- 頻脈(心拍数の増加)または動悸
- 低血圧または高血圧
- めまいや失神感
- 消化器症状(胃腸の不調や便秘、下痢)
- 発汗異常(多汗症または発汗不足)
- 体温調節の問題(寒気や多汗)
- 不眠症または過度の眠気
- 疲労感
- 不安やうつ症状
自律神経失調症の原因は多岐にわたり、明確に特定されることは稀です。
しかし、以下の要因が関与することが知られています:

– 遺伝的要因: 遺伝的な傾向が自律神経失調症の発症に寄与する可能性があります。
– ストレス: 長期にわたるストレスや精神的な圧力が自律神経に影響を及ぼすことがあります。
– 感染症: 先天性の感染症や後天的なウイルス感染が自律神経に影響を及ぼすことがあります。
– 代謝性疾患: 糖尿病などの代謝性疾患は、自律神経に影響を及ぼす可能性があります。
– 神経障害: 特定の神経障害や損傷も自律神経失調症を引き起こす可能性があります。
その他にも、男女の性別を問わず年齢を重ねるとともにホルモンバランスが変化し、心身ともにさまざまな不調ときたす、いわゆる更年期というものもあります。

自律神経失調症の診断には、万が一なにか病気が隠れていないか確認する意味で、医療機関で医師の診察を受けておくことは大切です。
その際、症状の詳細な評価、身体検査、血液検査、心電図、または自律神経機能のテストが含まれることがあります。
治療
一般的に医療機関での治療は、症状に応じて個別にカスタマイズされ、薬物療法、生活様式の変更、理学療法などが含まれることがあります。
しかし、そのいずれも身体構造をよく理解していなかったり、東洋医学の視点からするとズレていて根本解決に至らないことも多くあります。
例えば、現在の医療保健の制度では限界があるため、じっくりとお話を聴くカウンセリングの時間が取れなかったりもします。
当院では、整形外科やクリニックでも行われる理学徒手検査を行うのはもちろん、東洋医学の視点から脈診や腹診といった検査、そして十分なカウンセリングを行い心と身体の両面からお身体を観察し、治療に役立てて行きます。
何事も、1つだけの視点では誤解や勘違いが起きてしまいますが、2つ、3つと視点を重ねてみることでより正確に物事の事象を捉えることができます。
そうすると、より問題解決が正確かつ迅速に行うことが容易になります。
当院の腰痛改善率は91%です。
それは筋肉・関節の働きだけでなく、自律神経の不調も同時に調整しているからです。
何か気になることがあれば、お気軽にご相談下さい!
