変形性膝関節症

変形性膝関節症は、男女比が１：４と女性に多く、高齢になるほどなりやすくなります。主な症状は、膝の痛みと水がたまることです。最初は立ち上がり、歩き始めに痛みが出ますが、休めば痛みも取れます。しかしだんだん正座や階段の昇り降りが難しくなり、末期には安静時にも痛みが続いて変形が目立ち、膝がまっすぐピンと伸びずに歩くことが難しくなります。

原因として、関節軟骨の老化が最も指摘されますが、肥満や遺伝子素因も関係して来ます。あるいは、骨折や靭帯・半月板損傷といったケガ、化膿性関節炎といった感染の後遺症として発生することもあります。

変形性膝関節症の治療方針

当院では、病院（整形外科）でも実施される徒手検査によって状態を判断します。その上で、鍼灸治療や整体治療を実施します。しかし、老化が主な原因となってくると、必要な栄養が足りていないこともあるため、エラスチンなどタンパク質の取り方といった栄養指導も実施します。

また、検査では脈診として手首の脈、腹診としてお腹を確認し、お身体の状態を丁寧に観察します。そうすると、お膝だけでなく身体のどこに問題があるのか明確に特定することができます。その上で膝周囲の筋肉だけでなく、手首や足首にある経穴（ツボ）と呼ばれる場所へも鍼をすると、意外にもそれだけで痛みが和らぐことも多くあります。

変形性膝関節症でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談下さい！